ゆとり世代は実は49歳までだと判明!?
皆さんは「ゆとり世代」の正確な定義を知っていますか?
私は高齢者なのでこの世代と直接的な関係はありませんが、最初にこの言葉を聞いたのは数十年くらい前だったと記憶しています。
ところが、最近でもネットやテレビで10~20代ぐらいの若者に対して「ゆとり世代」の言葉を使っていました。
数十年前なら違和感は無かったのですが、なぜ今も数十年前と同じように10~20代ぐらいの若者が「ゆとり世代」なのでしょうか?
少し疑問に思い調べてみました。
まず、文部科学省のホームページから「ゆとり」というキーワードで検索してみます。
一番上から2番目の情報に詳しい詳細があります
文部科学省の情報によると、昭和55年小学校、昭和56年中学校で全面改訂された教育内容で授業が開始されていますね。
だいたい1980年頃でしょうか。
この頃に改訂された学習指導要領の内容を読むと「教育内容を精選し」とあります。教育内容の量を削ったという事ですね。
更に「各教科の標準授業時数を削減し」とあります。「ゆとりと充実」というキャッチフレーズで有名になったという記述もあります。
ゆとり教育の始まりはこの時期1980年頃で間違いないようです。
さて、次にこのゆとり教育を受けた世代を考えてみましょう。
高校だと義務教育ではなくなるし、単位制などもあり複雑化するので中学生で考えてみます。
昭和56年【1981年】に中学3年生だと14歳か15歳です。
という事は2015年は48歳か49歳って事になります。
よって、ゆとり世代は49歳までになります。
う~ん、でも世間ではもっと若い人に限定されてるイメージがありますよね。ウィキペディアで調べてみましょうか。
うわっ!!やっぱりここでは若い人に限定した定義がされていましたね。
この記事には独自研究が含まれているおそれがあります。という注意書きはあるのですが、多くの人が騙されているんじゃないでしょうか。
次の記事ではこのデマについて考えていきます。