ゆとり世代が2016年に50代である本来の定義に戻す③
前回、途中で区切ったのは「ゆとり教育」の終わりの定義を根拠付ける必要があったからです。なぜそう思ったかというと、現はてなキーワードのこの部分を考えるためです。
②生年に換算するおよそ1988年から2000年ごろまでに生まれた人々。
ゆとり教育を受けた最初の年代はもう確定しています。1966年生まれの人々です。
ですが、最後の年代は正確な情報がまだ無かったので時間をかけて探す必要がありました。
探した結果、2011年頃脱ゆとり教育が始まったという記事がぼちぼち見つかったのですが、やはりここも文科省の公式ホームページにある情報が決め手になりました。
リンク先の授業時数、標準単位数等に注目して下さい
そのすぐ下に
授業時数(平成10年改訂→平成20年改訂)の比較 (PDF:188KB) PDF
があります。
このリンク先の画像がコレです
ちょっと文字が小さいですが、授業時間数は平成21、22年、つまり2009年から増えてます。
つまり、この年に小学校に入学した6、7歳は「脱ゆとり世代」になります。という事は最後に「ゆとり教育」を受けたのは2001年生まれになります。
ゆとり教育は学習内容や授業時間を減らす教育政策なので、逆に増えたら終わりになります。
以上の事から②は
生年に換算するおよそ1966年から2001年までに生まれた人々。
となります。
前の記事の①と合わせると
「ゆとり教育」の語源である「ゆとりと充実」をキーワードとした学習指導要領の改訂は1980年頃始まり、その時に文部科学省の文言における「各教科の指導内容を大幅に精選し、思い切った授業時数の削減」が行われた学校教育を受けた世代
生年に換算するおよそ1966年から2001年までに生まれた人々。
になります。
長くなったので、今日はここまで。