ゆとり世代は2016年に50代へ⑦
近年の若年層犯罪率は減少の一途をたどっています。
少年による刑法犯1.検挙人員で事実を確認しておきましょう。
一部抜粋すると
16年から毎年減少しており,26年は戦後最少の7万9,499人(前年比12.1%減)
法務省のグラフデータも見ると、その経緯が一目瞭然です。
ところが、つい最近まで若者の犯罪率は増加しているかのようにマスコミが報道したり、学者が喧伝したりしていました。
そのカラクリを先に説明すると、統計データを広い範囲で示さず、若者の犯罪率が増減している時期の増えている短期間を切り取って提示し「まるで全体的に増えているかのように」説明していたのです。
これって本当にウッカリして起こったミスなんでしょうか?不思議なミスですよね。
さすがにこの問題に対しては間違いが指摘される事も多くなってきたので、近年はマシになってきたようには思います。しかし、油断すると再び事実とは異なる方向への印象操作が始まるかもしれないので注意が必要です。
ちなみに高齢犯罪者の項目もあり、一時よりはマシになっているものの、已然として増加傾向という事です。
あと、近年になって戦前の恐ろしい少年犯罪史の実態が次々と明らかになってきています。その事は次の記事で。